おすすめ教材:やっておきたい英語長文300

こんにちは管理人のtwelfです。本日もまた英語長文問題集を紹介します。

 

これで英語長文教材は3シリーズ目ですね。それぞれの分野の教材をやはり数シリーズ紹介し終えたタイミングで勉強について本腰入れて書き始めたいと思っております。少々お待ちくださいね。

 

やっておきたい英語長文300

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おススメ度:★★★☆☆

問題数  :★★★☆☆

問題文  :★★★★☆

解説量  :★★☆☆☆

河合塾のシリーズ。これ、結構使っている人多いですよね。300と冠されているのは、収録されている英語長文が基本的に300wordsだから。編集方針が実にはっきりしていて潔いですね。姉妹本として「500」「700」「1000」があります。

出典は各大学の入試問題。手元に300があるのでそれを例に説明させていただきたいと思います。

収録されている長文は全部で30題。大学名は地方国公立、旧帝大、産近甲龍、成成明学、日東駒専、その他など非常にまんべんなく収録されています。国公立と私学の区別なく収録されているので、選択問題中心から記述中心まで、質問の形式も様々です。

出題テーマはそこまで大きな偏りはありませんが、やや文系よりのテーマが多いかも?志望校でハードな専門的知識が必要とされる英文が出題される場合は、それを踏まえた演習を別途行う必要があるかもしれませんね。

それでは気になる構成を見ていきましょう。

 

◇教材の特徴

・充実の問題量、解説は控えめ

・意外と難しいぞ長文300!

問題文が別冊で解答が本冊という構成。これまで紹介してきた他の英語長文教材と比べて、正直、解説の量は控えめです。

まずは設問の答えと設問解説。大体ここまでで2p弱。不正解選択肢に対しての解説は少ないので、選択肢の消去法や、和訳作成のテクニック的な部分はすでに身についている方向け。

その後は各バラグラフごとに和訳が示されて最後に単語がまとめてあります。色気のあるコラムは一切なし!有用な読解知識に関しては「Point」のコーナーでまとめてあり、目次にも「程度を表す表現」のコーナーは何ページ、という形で書いてあるので、その点は実践的。うれしい構成といえる部分です。

基本的にはシンプルイズベスト、が編集方針なのでしょう。問題数は多く、解説は必要十分に、というのを突き詰めた教材といえるかもしれません。

要注意ポイントを先に述べておきます。4冊もあり、どこの書店でも英語長文コーナーの一角を占めている教材なので、「まず英語長文教材はこれから始めてみよう」という人が後を絶ちません。

はっきり言います。GMARCHをワンチャン狙ってみようかな、というくらいの人が最初に手を付ける教材としては、長文300は難しすぎます!バツを大量生産して疑問点を消化しきれないまま終了。1題あたりの分量は少ないのでページだけが先に進んでいきます。GWごろにこの教材に手を出して痛い目に合う生徒をよく見てきました。

レベル感にご注意。この教材はどちらかというと、国公立あたりも十分に狙える生徒が多読とスピード訓練を積み重ねるために本来作られた教材なのだと思います。すくなくとも、生徒と一緒に勉強する側からの意見はそう。

 

◇おススメポイント

注意喚起をしようとするあまり、あまりよくないポイントばかり先に挙げることになってしまいました。この教材は使用時期さえ間違えなければしっかりと合格に向かって背を押してくれる心強い教材です。

この教材の導入時期ですが、個人的には英文精読の訓練を身に着け、パラグラフの中の話題の導入→説明という分の流れを押さえられるようになり、メリハリの効いた読解をこなせるようになったころがベストです。

それっていつやねん、と思われることでしょう。具体的には「入門英文問題精講」や「英文熟考上下」をこなし、「レベル別英語長文1~4」、「ハイパートレーニング1,2」で十分に英語長文の勉強法を身に着けたタイミングで、ある程度時間を意識して解くようになってきたころをお勧めします。

まずは300語の文章を質問文と照らし合わせながら時間内に解き切り、点数を狙っていく...。そのように長文の経験値を得点へと変えていく練習のための教材として使うのが良いです。大体夏ごろにこなすことになると思います。

この教材の何が助かるって、どの教材も似たような分量と似たような制限時間なこと。自分の速読力と問題処理能力の向上をわかりやすく感じることができます。

 

◇おススメ使用法

おススメの使用法は↑で説明した通り、時間を図ってスピード感を意識する演習方法。また、これまでに別教材で、長文問題を演習した後に「知識まとめノート」のようなものを作成してきたはずです。それを見返して定着させながらの演習をお勧めします。

 

◇最後に

みんな間違える長文300の使用時期。英語長文問題集は基本的に、シリーズごとの難易度差が激しく、難易度をだんだんと上げて練習するスタイルが難しいです。基本的に難易度曲線がガッタガタになってしまいます。信頼できるレビューや先生から情報を多めに仕入れ、間違えることのないようにしたいですね。