おすすめ教材:長岡の教科書数学III全解説

こんにちは、管理人のtwelfです。

私は公立高校の出身で、学校の進度的にはいたって普通。皆様の学校はどれくらいの進度で数学を勉強されていますでしょうか?

難関の私立中学では中学3年段階から数IIBに目途をつけてしまうところもあると聞きます。そういうところになると生徒もやる気十分で予習も当然。進みたいだけ自分でゴリゴリ進めているという話を聞くこともありますね。

公立高校より明らかに遅い、というのはあまり聞きません。しかしながら授業でもテストでも一定レベル以上の問題をフォローしてくれない結果、結局は自分で勉強を大学受験に向けて準備しないといけない生徒様もたくさんいるようです。

私の経験では、一度だけ小学6年生に数IAを教えることがあったくらいですかね。鬼のような宿題を出してもへこたれない医学部志望の小学生。悲しながら、中学1年の段階で数学のプロのもとへと巣立っていきました涙。

授業で聞かなければ分からないことや理解が深まったりする事項がある一方で、じがくで効率よくすすめられる範囲ならば、とっとと進めておきたいというのもまた真理。本日は数学の自学、予習用教材として最適な教材をご紹介したいと思います。

長岡の教科書 数学III 全解説

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おススメ度:★★★☆☆

問題数  :★★☆☆☆

問題文  :★★★★★

解説量  :★★★★★

旺文社から出ている数学解説書。IAとIIB版もきちんとありますよ。

著者の長岡亮介さんは複数大学で教鞭をとられたのち、映像での授業や参考書の執筆を通じて、「全国一律のカリキュラムを弾力化したい」という理想を実現すべく活動をしていらっしゃる方です。

それでは、気になる中身についてみていきましょう。

 

◇教材の特徴

・学校教科書+αの王道を行くスタイルを志向の方へ

・モチベの維持にも役に立つ音声授業付き

ベースになっているのは検定教科書という異色の教材。検定教科書というのは学校で配布されていた、無味乾燥なアレです、アレ。ともすれば過剰に教育的過ぎて無難な内容である学校教科書にさらなる解説と易しい語り口と、知見をを広げる周辺事項の説明を多くているというある意味では少し変わった教材です。

検定教科書は一般の書店にはおいてありませんが、この本はそれなりレベル以上の大きさの書店には結構おいてあるのを見ますので、数学を教科書ベースでしっかりと学習し直したい社会人の方にも優しいですね。

構成について。先ほども述べましたとおり、基本は学校教科書の内容を踏襲しています。例題があって、諸公式とその証明があって、問があって次の例題へ。それを何度か繰り返し、内容的にキリの良いところで章末問題がドドっと載っています。

この教材ならではの特徴は、その周辺事項や発展問題を大学受験対策やあるいは大学以上の勉強に資する形で紹介しているところ。あとは学校教科書は解答解説が非常に貧弱(というか略解を羅列するのみ)というのが通例ですが、この教材は巻末にかなりの分量を割いて、解答解説と著者によるワンポイントアドバイスが載っています。

「日常学習から大学入試まで」という言葉通り、載っている問題はレベルのばらつきがかなりあります。そこを解説の濃さでフォローしてくれている形ですね。

 

◇おススメポイント

数学的思考力を段階的に磨くためのよく練られた構成、そしてやる気低下を救ってくれる著者の音声講義です。

そもそもの話になりますが、基本的な知識を網羅する形で、証明を与えつつすべて紹介してくれるアテとして、学校教科書というのは唯一無二の地位と価値があります。書店にあふれる諸公式とその使い方を示しただけの薄っぺらな参考書や、週数時間の弁口だけで学校の授業の上っ面だけをなぞろうとする学習塾の教材などは数学的な厳密さや無理のないステップアップなどという観点をかなぐり捨てています。

そのような教材から学習をスタートしてしまっては、ある一定段階までは効率よく問題が解けるかもしれませんが、思考の限界を試されるような大学受験レベルの出題になると、伸び悩みやスランプに陥りやすくなります。

「受験勉強は王道を往け」という言葉がありますが、余裕をもって一歩一歩数学力を高めていきたい生徒の自学用教材としてはうってつけの教材です。

もう一つのアピールポイントは、高校数学を修めたのち、そのあとの世界を知り尽くしている著者からの語りかけの言葉である音声講義。受験勉強で疲弊した心によく沁みるはずです。「高校数学はそれぞれの人生にどう生かされるのか」のような、著者の数学観とも言えるものも、随所からくみ取れるきがしてきます。そこはもしかしたら好みが分かれるところなのかもしれませんが。

 

◇使用時期

数学IIIの自学が必要になったときに。こればかりは皆様が必要になったタイミングでどうぞというほかはありません。補足するなら、受験学年の夏にはチャート式などの勉強に入りたいので、それまでに何とか消化しておきたいところですね。

 

◇最後に

学校教科書の構成を大事にした数学教材というものは案外にレアです。基礎の大事さを十分に知っておられる方はぜひ手を伸ばしてみてください。

おすすめ教材:全レベル問題集 数学I+A+II+B(①基礎レベル)

今日は、管理人のtwelfです。本日は数学教材の紹介を行います。

GMARCHを目標とするなら、レベル感的には通過点に位置します。解説が充実しているので自学用教材としてガンガン周回していける教材です。

 

全レベル問題集 数学I+A+II+B(①基礎レベル)

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おススメ度:★★★★☆

問題数  :★★★☆☆

問題文  :★★★☆☆

解説量  :★★★★☆

旺文社の全レベルシリーズからの一冊ですね。書店でたいてい置いてあるので、目にしたことのある人は多いでしょう。

有名教材だからと言って変に色気を出して避けるメリットは微塵もありません。基本的に、このシリーズは解説の質と量が優れているので、受験学年の夏くらい、教材に悩んだときはとりあえず選んでおけば全く問題無しです。

 

◇教材の特徴

・問題の5倍の解説

・厳選された問題で効率よく得点アップ

基礎レベルで問題数は140問。各単元の基礎知識で一発という問題も多く、GMARCHクラスを狙う生徒にとっては、高出題頻度の問題を厳選したお手頃な問題集として活用ができます。1日10問解いていけばIAIIBを2週間でカバーできるというのは学習の偏り予防としては心強いです。「チャート式」などの分厚さに心が折れてしまった方にもおすすめ。

問題が別冊。解答が本冊という構成。問題冊子が40ページ強、解答が200ページ以上です。「基礎問題精講」や「チャート式」シリーズのように例題からまず入るスタイルではありません。問題冊子はそれこそ本当に問題を羅列したのみ。諸公式や解答へのアプローチなどは解答の冊子の方についています。

ですので、まずは学校での勉強や「チャート式」のような解法パターン網羅型の教材で基礎力を積み、少々の疑問点なら自力で解決したり他教材との知識の紐づけを行うことができる地力をつけた段階で取り組むのが自然な道なのでしょう。

 

◇おススメポイント

問題の取捨選択のセンスが良いです。

スピーディーに数学の学習を進めていきたい場合。例題→類題という構成の教材には気を付けるべき落とし穴が存在します。

まずは「黄チャート」「FocusGold」のような、とにかく問題パターン別の解答法を網羅しましたよという教材。「解法を知ってから今度は自力で頑張る」という経験を積み重ねることで知識の拡充を狙っていくスタイルといえます。

しかし、例題を覗いてからの短期記憶でそのまま類題をこなしてしまうと、単元が終わったころには各種の半端に詰め込んだ知識が定着しないまま喧嘩を起こします。「簡単な問題が簡単に解けない」という状況に陥ってしまいがちです。難しいだけであまり出題されないといった形式の問題も含まれるため、一定の基準に沿って問題の取捨選択を行う必要があるのも少々大変なところ。例えば「黄チャート」なら、それは問題の横に記されているコンパスの数ということになるわけですが。

次は、例題→類題という構成でありながら問題を厳選し、コンパクトにまとまった教材の問題点について。この難易度帯だと、「基礎問題精講」がその手の教材に該当するでしょうか。

本当に例題←→類題の関係が成立しているとよいのですが、無理に限られた問題数の中でカバー範囲を増やそうとした結果、「例題と類題とが似たような問題に見えて、実は解答に使う道具が違う」といった場合が散見されます。

例題の考え方をまじめになぞっていたらそこで馬鹿を見てしまう教材が多い。

その点、全レベルは潔く、例題をそぎ落とした問題集とするという編集方針で好感が持てます。まあ、その分導入のハードルが高くなってしまってはいるので、学校問題集などで身に付けた基礎力が必要というのはそういうわけです。

各単元ごとの問題のバランスも、妙に偏ることなく妥当な範囲だと思います。

 

◇使用時期

数学の実力に自信がある生徒は受験学年の春から。

合計140題なので一日5題を習慣づければ1か月で終わります。その後は全レベルの②や③へと進んでいきましょう。(全レベルの②は共通対策なのでスルーするという手もあります。まあ、時間に余裕があれば演習してしまってよいと思いますが)

①~③を終えた段階で数IIIの学習も進んできているはず。全レベルの⑤が数IIIの特集になっています。段々とそちらに重心を移していきましょう。

全レベル問題集を演習し終えたらその後は「紫チャート」など。弱点を発見したら「黄チャート」や「FocusGold」に戻ったり、本当に自信があるなら「大学への数学」に手を出したり...。個人的には「イチから鍛える数学演習」シリーズを夏以降の起案教材として推したいですね。あまり使っている人の少ない教材ではありますが。

数学が苦手科目という人。

学校教材や「黄チャート」の内容を受験学年の1学期で頑張って消化していきましょう。夏~秋にかけて全レベルシリーズを活用することをお勧めします。過去問を解き始める前段階としての位置づけですね。

 

◇最後に

なんだかんだ書き手の個性が表れにくく、だからこそ選びにくい数学教材。「自分がこなせる難易度であるか」「どれだけのスピードで周回する必要があるか」天秤にかけていくことが肝要です。

使ってみての感想をお待ちしております。

おすすめ教材:英文解釈要約精講

今日は、管理人のtwelfです。今回紹介する教材はこちら。

 

英文解釈要約精講

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おススメ度:★★★★☆

問題数  :★★☆☆☆

問題文  :★★★☆☆

解説量  :★★☆☆☆

これまでのフォーマットではこの本をなかなか評価できないですね…。解説の量自体はそこそこ。そもそもがそんなに厚い本ではないのですが。「解説の質」みたいな項目を設けるならこの教材は天井突破です。

英文を読み解くため、主題文はどこか発見し、論理構造を掴み、長い英文をコンパクトに把握する能力を磨くには最適な教材です。

「といっても志望校で要約問題でないし、別の教材を探すかな…」という方、ちょっと待ってください。単なる要約問題への対症療法以上の価値がこの教材にはあります。

 

話は変わるのですが、皆さんは速読力を磨くために何をしていますか?大学入試の英語長文で時間が足りないという悩みを抱えない生徒は稀です。

処理スピードを上げるため、リスニング対策がてら多読多聴?文脈を追うために多くの英語長文を時間区切ってひたすら演習?シャドーイング?もちろんこれらも効果があるでしょう。

盲点になりやすいのは、「文章の勘所と具体説明を把握しつつ、スピードにメリハリをつけて読む」「質問文を見た後に、文章のどこに答えがあるのか素早く検索する」これらの能力でしょう。

その力を付けるために、要約能力の養成は避けては通れない道なのです。

 

閑話休題。それではこの教材の中身について見ていきましょう。

 

◇教材の特徴

・長文を徹底解剖する力を

・文脈に左右されない地力を

「基礎編」「応用編」「発展編」「完成編」の4部構成。最初のうちは扱う英文は平易なものなのですが、段々と後半に差し掛かるにつれ、難関国公立などの歯ごたえのある英文が増えていきます。

手っ取り早く強力なストラテジーを得たいという方はまずは「基礎編」だけでも演習してみては。

第一文が主題パターン、最終文が主題パターン、途中の文が主題パターンの文。今読んでいる英文がどのタイプの文なのかがすぐにわかるようになります。

その段階まで到達するだけでもしめたもの。主題文の意味を確実に拾えるようにじっくり読み、それ以外の部分をテキトーに読み飛ばせばそれだけで長文読解の精度と速度が上がります。

「応用編」からは複数のパラグラフの結び付きについてに切り込みます。あれです。「主題→理由①、理由②、理由③→結論」的な奴です。実際に50字~100字程度の要約文を作成する練習もできます。

「発展編」からは内容が高度になります。表面上の意味から一歩踏み込んで、「筆者はなぜ今この話をしているのだろうか?」「その意図は?」という一段深いところへ踏み込みます。いたずらに難しいしたいわけではなく、これにもきちんとメリットがあります。筆者の思考の流れを追うことで、次にどんな内容が来るのか、身構えつつ読むことができるようになります。

「完成編」はこれまでの内容を試す実践の場、要約の大問に太刀打ちすべく、解答力を磨く場です。10題ほどの問題が所収。合格目指し突き進め若人よ!

英語力にまだ自信がなかったり、直接的に要約の記述が入試の場で問われない人は「応用編」の演習までしてみることをお勧めします。ここまで取り組んでおくだけでも全然変わります。いや本当に。

 

◇おススメポイント

英文の内容に左右されない読解力が身に付きます。長文問題をとにかく数をこなすだけ、という勉強法の場合、怖い落とし穴が一つあります。

数多くの文章に当たり、頻出の話題とそれに対応したあるあるの論理展開に慣れ切ってしまうと、いざそれから外れた文章にぶち当たった場合、あっさりと読み違えて敗北してしまうのです。

数をこなすことでこの落とし穴を回避するのは非常に大変です。大学の先生は問題作成の場合、普段自分が読んでいる英文雑誌だったり、書籍からこれはと思う文章を引き抜き、そこから質問文を練ったり、註を入れたり、ネイティブの監修のもと必要があればレベル感にあった簡単な表現に入れ替えたり…、などして実際の入試問題を作成するわけです。

なので、大学入試の場で実際に触れる場合、何かしらの新しい議論を含む英文となり、古い過去問ばかりに触れている勉強法ではその論理についていけなくなるわけです。

一昔前の言語論、人口に膾炙したメディア論、もう常識になってしまったような文化論、それに意を唱えているような文章が入試の場では出てくるわけです。

このように変化球を含んだ投球術を見せてくる英文に立ち向かうには、論旨を先入観ではなく英文そのものから正確につかみ、「ここからそれにNOを突き付けるよ」「まだ納得してないみたいだからもう一つ根拠を挙げるね」といった呼吸を掴む必要があるわけです。

別に特殊な技術ではありません。我々は小学校からの国語の授業で多かれ少なかれ叩き込まれています。新書などを読む際には無意識的に行っている読解法です。

ちなみに、外国語でもこの手の読書法を身に付けておくことは大学での授業や英語を活かして読み書きする仕事に就くうえでは必須の能力になります。ここまで言えば取り組みたくなっては来ませんか?どうでしょうか。

 

◇使用時期について

受験学年の夏までに「基礎編」と「応用編」をこなすことができれば非常に強い!普段の英語長文の勉強に生かして読解法の修正を図りましょう。直接要約文の出題がある大学の志望の方は秋ごろに「発展編」と「完成編」を仕上げれば文句なしです。

 

◇最後に

王道を行きたいタイプの受験生さんにおすすめです。ここまで見ると物々しい内容の教材に思えるかもしれませんが、意外と薄く、さらっとこなすことができます。是非是非取り組んでみてください。

おすすめ教材:英語monogrammarシリーズ

科目を問わず、「どうしても苦手な分野」ってありますよね?

私の受験生時代は英語のIdiom、世界史の現代史、数Aの幾何などがそうでした。

苦手の原因はさまざまで、人の数だけ処方箋があり得ます。例えば、単純な反復練習不足。これは克服が簡単です。ただやりさえすればよいだけなのですから。他には、何か根っこの部分で考え違いを起こしており、一定以上のレベルになるとそれが表面化する…などといった場合も考えられます。その分野をしっかり知っている先生に原因分析をしてもらうか、あるいは思い切って範囲をさかのぼっての復習が有効ですね。

ですが、これらの取り組みにもかかわらず、苦手が残り続けてしまうことが時にあります。こうなった場合、「自分の脳味噌とその知識が相性が悪い」、とも言えますね。

こんなとき、取れる手段は何でしょうか。直前期の場合、その分野は捨てて別の分野にヤマを張ったりなど、点数戦略でごまかすこともなくはありません。

とはいえ、まだまだ本番まで時間があるならば、逃げの手段を早々に講じてしまってはもったいないですよね。そんな時は「一度できるだけ詳しく知ってしまう」という手があります。

 

英語monogrammarシリーズ

 

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おススメ度:★★★☆☆

問題数  :★★★☆☆

問題文  :★★★☆☆

解説量  :★★★★★

 

開拓社、お茶の水ゼミナールからのシリーズ。非常にシンプルな表紙が一種のオーラを発散しているような気がしますね。開拓社は辞書や英語学の専門書も出している会社です。同社の「英文法大辞典」シリーズはそこらの英文法概説書を一蹴するレベルの詳細さ。お茶の水ゼミナールは首都圏中心に展開する講師も生徒も少数精鋭の塾。早慶上理以上を志望していない生徒を探す方が難しいです。

さて、そんな中から出たこのシリーズ。普通の英文法問題集にしか触れてこなかった生徒は手に取って中を覗いてみて驚愕するはずです。

シリーズは全5冊からなります。(そのうち増えるかも)

①関係詞

②比較

③準動詞

④助動詞・仮定法

⑤時制・相

タイトルを見ただけでワクワクしますね!高校生向けの英語参考書のタイトルに「相」だなんて冠したテキスト、他にあるのでしょうか?

早速、気になる中身を覗いていきましょう。

 

◇教材の特徴

・曖昧な理解を完全排除

・英作文トレーニングにも

各巻はstage1:英文法の理解とライティング、stage2:大学入試文法問題に挑戦、stage3:より深い英文法へ、の3部構成になっています。各stageが文法事項別に細かいセクションに分かれていますね。巻にもよりますが合計で30~50セクションほど。stage1には各セクションごとに短い英作文問題が含まれていますし、stage2は300問ほどの文法4択問題が所収。問題量的にも十分です。

特筆すべきは各セクションの解説の詳しさ!「『~したものだ』を表すused toとwouldの違い」、「相対時制」「自由間接話法」「根源的用法・推定用法・仮定用法」「I'm lovin' itの意味」など、まず他の受験参考書ではお目にかかれない内容がズラリ。

解説は高校英文法で語られる用語や枠組みとは必ずしもリンクしていない部分があり、とっつきにくくはありますが、深い納得に導いてくれるのが素晴らしいです。問題のレベルは意外と低く、英文法ファイナルの緑よりずっと簡単。まあ、相応の問題を大学受験過去問のレベルからは引っ張ってこれなかったという見方もあるのでしょうが…。

stage1のセクションにはライティングのトレーニングとして英作文の問題が10問ずつ付属しています。表現力を意識した構成ということもあるでしょうし、「鉄は熱いうちに打て」精神の現れともいえるでしょう。ただ、問題に対しての解答解説はさすがに不十分です。英作文力を高めるための例文帳として使うこともできるので、国公立が第一志望とかでガッツリとした英作文が出るならば演習する価値があるといった感じですかね。

 

◇おススメ使用法

辞書的に使うことをお勧めします。

問題を解いて、苦手を発見して、手持ちの参考書で苦手範囲を繰り替えし演習しても、テキストを変えれば途端にボロボロになってしまう、そんな状態の場合はこれの街頭単元を紐解いてひたすら熟読。情報を取捨しつつ自分でノートにまとめるなどのことをしてもよいでしょう。

後は勉強していて生まれた疑問点を自己解決したいとき。英文法の問題や、英作文をしていて疑問に思ったところって、ある程度分厚い参考書でも案外書いてなかったりするんですよね。それは合格には関係ない些末なことなのかもしれませんが、その疑問を解消するのも、英文法の勉強のモチベーションの維持のためにも時には必要です。

 

◇使用時期

直前に解くのはさすがに効率が悪すぎます。受験学年の春などに買って、チビリチビリと大切にとっておいたジャムを舐めるように、時と場合を見計らって少しずつ演習していくとよいです。全部終わらせることができなくても構いません。サブ的な運用を常にしておきましょう。

 

◇最後に

ここまで見てきた通り、この教材は決して英語学習のメインを張る教材ではありません(少なくともGMARCHレベルにおいては)。しかしながら、手に取りたいときに取れるところに置いておけば、モヤモヤ続きの英語学習が少し明るくなるかも。白川静の「常用字解」的な本です。我こそはという猛者は挑戦してみては。

受験傍観記:多様化する入試とリベンジの難しさ

塾の人間が磨くのは、わかりやすい授業のための言葉だけではありません。生徒を励ましたり、慰めたりするための言葉もまた求められます。

受験生相手であっても、我々は1週間のうち、せいぜい数時間ほどしか一緒に勉強を行行うことはできません。自然、生徒の信頼を勝ち得ていくには、勉強面以外の言葉掛けが必要になっていくわけです。

節目を迎えた受験終了のタイミング、喜ばしい結果に終わった生徒もいれば、残念な結果に終わってしまった生徒もいます。

第一志望不合格、残念な結果となってしまった高校受験生に対して、私はよく言います。

「高校では頑張って勉強して、大学受験でリベンジ頑張ろうね」と。

 

こんにちは、管理人のtwelfです。教材紹介と並行して、本日は私がこれまで担当してきた生徒の合格体験談をお話ししていこうと思います。私が合格を体験した訳ではなく、私はあくまでそれを時折サポートしたに過ぎません。だから、「合格傍観記」というタイトルなのです。

まさか実名を出すわけにはいかないので、生徒の名前を以下Aとしてお話させてください。他にもいろいろぼやかしますがご了承を。

 

Aさんが塾に入ったのは高校受験終了後のタイミング、卒業間近の中学3年生でした。入塾の際の面談を終え、彼女のこれまでの経歴を見て、非常に驚いた記憶があります。

中学は中堅大学と呼ばれるところの付属校。中学高校一緒なのは勿論、高校も多くがエスカレーター式にその大学へと進んでいくところ。

しかしながら進学先予定の高校は、その系列とは全く違う、いたってドノーマルなその地域の名ばかり進学マンモス校だったのです。

偏差値的には一応50を超えてはいますが...。今振り返ってみても進学校として十分な指導を行っているとは、到底言えないところでしたね。

やる気ばかりが空回りして、必要もないのにいたずらに授業を難しくする若手教師。マンモス校特有の、放任型で面倒見の悪い指導。進学実績でも部活動でも誇れるところがなく、かろうじてアピールポイントといえるのが人数だけ集めた学園祭と、あとは校則で縛ったうえでようやく成り立つ無難で安心できる治安のよい学校生活のみ...。

勿論、彼女がもともといた付属校を離れたのは、そこに行きたかったからではありません。また別の付属校を第一志望とし、内部進学権を放棄してのリスキーな外部受験を行った結果でした。

第一志望は成成明学クラスの付属高校。とにかく自由で、芸能面にも明るい校風、OBOGにはテレビの業界人がズラリ...。そこに憧れて受験にチャレンジした結果、夢破れ、名ばかり進学校に籍を置く結果となったわけです。

彼女の塾での勉強の目標はただ一つ、高校受験の際行けなかった大学に入学し、リベンジを果たしたいということでした。

学力は抜きにして、彼女がそこの大学にマッチしていたかというと、性格的にはかなりの相性だったと思います。ちょっとした芸能活動もやっていた経験もあり、海外への関心も高く、中学卒業までに海外への短期留学も複数回行っていました。

彼女が行けなかった高校の偏差値は、大体パスナビ調べで60くらい。リベンジ相手である、そこの大本の大学の偏差値は、同じくパスナビ調べで大体55~60くらい。

この差をどう読者の方は考えるでしょうか?

「大学の方が偏差値が低いから、頑張ればリベンジもいけるんじゃないか」

そう思った人がいたら、それは大きな間違いと言わざるを得ません。

偏差値というものの細かな話を知らなくともわかることですが、母集団の違いというカラクリがここでは働いています。

高校受験を目指す生徒の場合、結局推薦形式に落ち着こうが、彼らも結局模試を受けます。高校への進学を行わなかったり、勉強ではなくスポーツなどの活動で進学先を決める生徒もいるでしょうが、基本、母集団はその世代の生徒から偏りなく抽出した集団と考えてよいわけです。

しかしながら、大学受験ではこうはいきません。そもそも一般入試を視野に入れない生徒が大量発生するのです。

大学入試は多様化の一途をたどっています。一般試験は結局のところ特殊な試験なのです。その特殊な形態で大学合格を決めようという生徒の中での偏差値55~60。これは非常に辛い数値です。

高校受験の際得た偏差値を大学受験の際も維持し続けること、これは正直、高校で生まれ変わったかのように勉強の量と質を上げない限り到底達成することができません。

そんなAさんは高校入学後、どんな学校生活を送っていたかというと...、絵にかいたようなグータラ女子高生でした。勉強は試験に対して適当に間に合わせるだけ。長期休暇の時ときたら、苦手科目に関しては、宿題代行のお願いに近いんじゃないかってくらいの指導をさせられました(笑)

地力上げの勉強は早めに切り上げざるを得なかったわけですが、その結果、学校の定期テスト対策に照準を絞れたので、一定の成績確保ができたのは怪我の功名といえるかもしれませんね。

Aさんは受験学年で、総合型入試(本当は微妙に違いますがそういうことにしてください)でリベンジに挑むことに決めました。

レポート型の総合入試に近い形態で、調査書と課題提出と面接で決まる方式でしたね。

課題提出の際、私も知恵を絞りつつお手伝いをしたのですが、彼女も夢の志望校を前に奮起してくれたのか、相当に頑張ってくれました。

少しでも疑問に思ったことはメールで共有してくれましたし、コマ数もたくさん撮ってくれていたので、こちらも場当たり的な指導にとどまらず、全体を見据えたアドバイスを行えたと思います。そしてこちらの助言をしっかり消化して次の授業までにブラッシュアップする、というのも毎回きちんと行ってくれましたね。

普段の勉強ではあまりわからなかったのですが、これまでのたくさんの留学経験と、こっそり行っていた別の塾でのオンライン英会話で、「拙い英語を振り回す」的な英語表現力はしっかりと身についていたことはうれしい誤算でした。

他に武器といえるのは、かつてやっていたの芸能活動と学校から隠れてのバイトで身に付けた面接力。この二つに関しては、Aさんは抜きんでた力を持っていました。

選んだのも語学系の学部。筆記試験があったら正直爆死していたと思うのですが、面接での英語を交えたやり取りとレポートで、しっかりと大学にアピールを行った結果、見事、3年越しのリベンジ合格を果たすことができました。

今時珍しい、掲示による合格発表。ショートメールで合格の知らせが私のもとに来たときは、私も感無量でした。

 

ここまで読んで、「いやいや、一般受験でのリベンジを話すんじゃないのかよ」と突っ込んだ人もいるかもしれません。それはごもっとも。しかしながら、一般受験でリベンジ合格を果たすのは非常に難しく、それこそ前に言ったように人が変わったかのような勉強をこなすほかありません。

私のこれまでの経験の中でも、それができた人はほんの一握り。殆ど出会ったことがありません。

入るのが難しい高校ほど生徒の力を引き出すための教育を行っている、というのは当然の話。そもそもそこから不利に立たされてしまっているわけです。

個人的には、不合格のくやしさをバネに、総合型入試の場でしっかり評価を受けるための経験を積み重ねておく方が、リベンジ合格には近くなると思います。

校外活動、留学、ボランティア、部活、小論文力の養成、各種検定などなど、しっかり3年計画で準備をしておくこと。受験学年でリベンジ合格の壁を突き通すための鉾となってくれることでしょう。

 

「そんな時間はない!でも逆転合格したい!」そんな思いでこのサイトまで来てくれた方を管理人は全身全霊応援しています。是非是非突き抜けて精進してください。こちらも労力は惜しみません。

 

以上、合格傍観記でした。

おすすめ教材:古文解釈の方法

こんにちは、管理人のtwelfです。私は個別指導の塾で働いており、このブログに乗せているおすすめ教材は、そこで生徒に勧めているものが中心になっています。

本日はそこから少し変えて、ほとんどこれまで生徒に渡しった教材を紹介してみようかと。

これまで紹介をしたことがないとは言っても、それはおススメ度が低いからではありません。ただ単に個別指導という場においてはあまりフィットしないからというだけです。

古文解釈の方法

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おススメ度:★★★★☆

問題数  :★★☆☆☆

問題文  :★★★★☆

解説量  :★★★★☆

駿台文庫からの一冊。シリーズものになっており、「古文解釈初めの一歩」「古文解釈の実践I・II」が姉妹本となっております。

古文の力を、「単語力→文法力→解釈力→解答力」と段階分けするとするなら、この教材は解釈力の養成に適した教材です。

「単語と文法をいくら上げても模試の点数につながらない!」という悩みをお持ちの生徒は取り組んでみるといかがでしょうか。

個別指導においてはポイントをノート的にまとめた解説部分と、豊富な問題量、この両方を満たした教材でないと授業が進めづらいのですが、この教材は半分読み物。質の高い講義をそのまま文字に起こしたかのような内容です。

「とにかく力試しがしたい!」という気持ちをぐっと押さえて、まずは講義に耳を傾けてみる落ち着きがないと少ししんどい教材かもしれません。

でも、大事ですよ、そういうの。

個別指導ではなかなか見ない教材、というのは先ほど述べたとおりですが、集合塾の生徒ならよく使っているかというと、そうでもありませんね。基本的には高校で行われる教科書を使った授業や、集合塾での普段の講座でフォローしている内容ではあるので、そこでの内容をしっかりと消化してきた経験を持った生徒であれば基本的には不要であるわけです。

ただ、その取り組みが不十分なままに終わってしまった、授業聞き流しタイプの学生さんたちもかなり多いのも事実です。

GMARCHに受かりたい!暗記や単純な反復練習でどうにかなるところはどうにかするから、その知識の活かし方を知りたい!

そんな方に最適な教材です。

では気になる中身を見ていきましょう。

 

◇教材の特徴

・古文をいかに読むか

・(時には)受験レベルを超える知識の宝庫

 

全8講の構成。

第1講 逐語訳と内容を大づかみにする方法

第2講 活用について

第3講 助動詞の解釈

第4講 助詞の解釈

第5講 敬語と解釈

第6講 引用文と挿入

第7講 受け身と使役の使い方

第8講 和歌の解釈について

どうでしょう。ワクワクしてきませんか?特に、活用について述べた第2講よりも先に逐語訳vs文同士の論理の話が来るのが最高ですね。

この第1講は非常に強力。最近は、震度ばかりを重視する半端な進学校ほど、暗記で古文の大部分を済ませてしまい、解釈への橋渡しを軽視する傾向にあると感じることもあるほど。そんな生徒にはとりあえず第1項だけでも取り組ませるだけでその後の伸びが全然違いますね。

各講の構成は、まずその講で扱う知識の詳説。試しに第2講を引いてみると「『活用とは』『活用形の決め方』『活用形の用法』『中止法』『副詞法』...」こんな感じ。

その後に文例を引っ張ってきての例題、設問、解答という流れ。非常にシンプル。なんというか、小西甚一の「古文研究法」とかを思い出しますね。

各講末の補講は非常に難しい内容で、明らかに受験古文を超えています。現代文の詳説を読むように、クリアに古文を読みたいという意欲を持った人は挑戦してみては。

 

◇おススメポイント

 

古文が得意、という人が普段どんなところに気を付けて読んでいるのかがわかります。どこか省略されているのか、どこで主語が変わっているのか、隠された主語の見抜き方...、などなどです。

テーマごとに一つ一つ、複雑な古文の文章を解きほぐすためのテクニックが詳しく乗っているので、それを身に付けつつこなしていくことで、最終的にはどんな大学の問題が出てきてもねじふせることができる古文の実力を手に入れることができます。

文学部志望で国語の配点も高く、入試の武器にしたいという生徒は勿論のこと、できる人の思考法を知りたいという人に適しています。我こそはという人はぜひぜひ挑戦してみてください。

 

◇おススメ使用法

 

導入時期が難しい教材です。半端に手を出すと火傷をする教材。GMARCHレベルですら、この教材の内容をしみこませたほどの実力は求められていないので、これを使わないカリキュラムでもなんとかなると言えば何とかなるのです。

ステップアップ古文→古文上達45→POLARIS古文と演習を行い、伸び悩みを感じてきた人が、何と言いますか、啓蒙を求めて手に取るべき教材ではないでしょうか。

あるいは、入試が残念な結果に終わり、次の入試に向けて、浪人生が新学期の本格始動までに地力を挙げるべく演習するというのもよいですね。

 

◇最後に

 

まとまった解説で手堅く点数を取らせてくれる教材はなんだかんだ町中にたくさんあふれていますが、受験の枠を超えて、本当の実力を涵養してくれる教材は少ないです。我こそは!という人や、将来古文を読んでメシを食いたいという人にぜひぜひおすすめしたい教材です。感想お待ちしています。

 

おすすめ教材:やっておきたい英語長文300

こんにちは管理人のtwelfです。本日もまた英語長文問題集を紹介します。

 

これで英語長文教材は3シリーズ目ですね。それぞれの分野の教材をやはり数シリーズ紹介し終えたタイミングで勉強について本腰入れて書き始めたいと思っております。少々お待ちくださいね。

 

やっておきたい英語長文300

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おススメ度:★★★☆☆

問題数  :★★★☆☆

問題文  :★★★★☆

解説量  :★★☆☆☆

河合塾のシリーズ。これ、結構使っている人多いですよね。300と冠されているのは、収録されている英語長文が基本的に300wordsだから。編集方針が実にはっきりしていて潔いですね。姉妹本として「500」「700」「1000」があります。

出典は各大学の入試問題。手元に300があるのでそれを例に説明させていただきたいと思います。

収録されている長文は全部で30題。大学名は地方国公立、旧帝大、産近甲龍、成成明学、日東駒専、その他など非常にまんべんなく収録されています。国公立と私学の区別なく収録されているので、選択問題中心から記述中心まで、質問の形式も様々です。

出題テーマはそこまで大きな偏りはありませんが、やや文系よりのテーマが多いかも?志望校でハードな専門的知識が必要とされる英文が出題される場合は、それを踏まえた演習を別途行う必要があるかもしれませんね。

それでは気になる構成を見ていきましょう。

 

◇教材の特徴

・充実の問題量、解説は控えめ

・意外と難しいぞ長文300!

問題文が別冊で解答が本冊という構成。これまで紹介してきた他の英語長文教材と比べて、正直、解説の量は控えめです。

まずは設問の答えと設問解説。大体ここまでで2p弱。不正解選択肢に対しての解説は少ないので、選択肢の消去法や、和訳作成のテクニック的な部分はすでに身についている方向け。

その後は各バラグラフごとに和訳が示されて最後に単語がまとめてあります。色気のあるコラムは一切なし!有用な読解知識に関しては「Point」のコーナーでまとめてあり、目次にも「程度を表す表現」のコーナーは何ページ、という形で書いてあるので、その点は実践的。うれしい構成といえる部分です。

基本的にはシンプルイズベスト、が編集方針なのでしょう。問題数は多く、解説は必要十分に、というのを突き詰めた教材といえるかもしれません。

要注意ポイントを先に述べておきます。4冊もあり、どこの書店でも英語長文コーナーの一角を占めている教材なので、「まず英語長文教材はこれから始めてみよう」という人が後を絶ちません。

はっきり言います。GMARCHをワンチャン狙ってみようかな、というくらいの人が最初に手を付ける教材としては、長文300は難しすぎます!バツを大量生産して疑問点を消化しきれないまま終了。1題あたりの分量は少ないのでページだけが先に進んでいきます。GWごろにこの教材に手を出して痛い目に合う生徒をよく見てきました。

レベル感にご注意。この教材はどちらかというと、国公立あたりも十分に狙える生徒が多読とスピード訓練を積み重ねるために本来作られた教材なのだと思います。すくなくとも、生徒と一緒に勉強する側からの意見はそう。

 

◇おススメポイント

注意喚起をしようとするあまり、あまりよくないポイントばかり先に挙げることになってしまいました。この教材は使用時期さえ間違えなければしっかりと合格に向かって背を押してくれる心強い教材です。

この教材の導入時期ですが、個人的には英文精読の訓練を身に着け、パラグラフの中の話題の導入→説明という分の流れを押さえられるようになり、メリハリの効いた読解をこなせるようになったころがベストです。

それっていつやねん、と思われることでしょう。具体的には「入門英文問題精講」や「英文熟考上下」をこなし、「レベル別英語長文1~4」、「ハイパートレーニング1,2」で十分に英語長文の勉強法を身に着けたタイミングで、ある程度時間を意識して解くようになってきたころをお勧めします。

まずは300語の文章を質問文と照らし合わせながら時間内に解き切り、点数を狙っていく...。そのように長文の経験値を得点へと変えていく練習のための教材として使うのが良いです。大体夏ごろにこなすことになると思います。

この教材の何が助かるって、どの教材も似たような分量と似たような制限時間なこと。自分の速読力と問題処理能力の向上をわかりやすく感じることができます。

 

◇おススメ使用法

おススメの使用法は↑で説明した通り、時間を図ってスピード感を意識する演習方法。また、これまでに別教材で、長文問題を演習した後に「知識まとめノート」のようなものを作成してきたはずです。それを見返して定着させながらの演習をお勧めします。

 

◇最後に

みんな間違える長文300の使用時期。英語長文問題集は基本的に、シリーズごとの難易度差が激しく、難易度をだんだんと上げて練習するスタイルが難しいです。基本的に難易度曲線がガッタガタになってしまいます。信頼できるレビューや先生から情報を多めに仕入れ、間違えることのないようにしたいですね。